パイオニア ペダリングモニターを2ヶ月使ってみて
自転車のトレーニングを始めて約1年半ほどが経ちました。
日々の練習が若干マンネリ化していること、チームメイトでパワートレーニングをしている人が増えていることなどから私も導入してみました。
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両クランク、サイコン付きです。サイコンセットで割引となるキャンペーンにつられてつい購入してしまいました(現在はキャンペーンは終了)
サイクルセオさんにて9000系Duraのクランクを持ち込み、組み付けいただきました。
(合わせてBBもセラミックに変更、クランクは事前にWiggleで入手)
ペダモニ一式とBB、工賃で約16万円程度。嫁にはキャンペーンで安かったからパーツをちょろっと変えた、と伝えています(嘘ではない笑)
およそ2ヶ月程度使用してみたので簡単に感想を。
【メリット】
-速度以外に「パワー」という絶対的な目安ができ、目的を持った練習ができます。
いままでは一人で江戸川を走っても風によって速度が全く変わるので、特に向かい風で練習に身が入りませんでした。というよりどのくらいの強度かよくわからず、ざっくり心拍などで見ていました。いまでは向かい風の方が良い練習にすらなっています。
-サイコンのトレーニングアシスト機能が便利。特にローラー。
いままではzwiftでなんとなくメニューを選択していたのですが、自分のMMPを見つつトレーニング強度を考慮したインターバルやテンポ走などのメニューが作成できます。
それらを組み合わせて自分の現状に合っていると思われる練習メニューを自由に組めるので良いです。zwiftではPC準備もあったのですが、それが必要ないので練習準備も楽になりました。(zwift解約しました)
-自分のペダリング効率が見られる、練習でもペダリングへの意識が変わります。
ペダリングについてはなんとなくスムーズならいいか、という感じでしたがペダリング効率が可視化されることで練習中(主にローラー)でも上肢点を意識したペダリング練習ができています。
【デメリット】
-サイコンがやや使いにくい(Garmin Edge520比較。タッチの感度がイマイチに感じる)
さすがにサイコン単品で食べているメーカーにはおよばないということでしょう。
慣れればなんてことないですけどね。スマホ比較でタッチ感度が悪いですが、まあゆっくり目にタッチしておけば概ね問題ないです。
-常にパワーを気にしてしまう。
逆説的ですが、自分がどの程度の能力か把握できているので、限界をセットしてしまいがちです。赤城のヒルクライムでは抑えすぎて消化不良。1時間20分かかってしまいました。チーム練習などでは限界を超えるためにあまりメーターを見ない方がよいかもしれませんね。
結論としては、トレーニングを真面目にしているローディーやトライアスリートは早く買うべき!
他社のパワーメータでも良いと思いますが、国内でのサポート体制やCyclosphereの利便性など考えるとペダリングモニターがベストと判断しました。
(クランクの見た目はRotorが好きなので、2in powerと迷いましたが、上記などの実際的な理由でペダモニにしました)
ただ、Cyclosphereでは各ライドの詳細は満足に確認できるのですが、疲労度の蓄積具合など継続した体調管理やトレーニグメニューへの反映は苦手です。
また継続利用してみての感想は別途記事にしたいと思います。