インドアトレーニングのPelotonが日本で必ず流行ると思う理由
最近11月のツールドおきなわに向けてじんわり減量を開始したのですが、ダイエットってそこそこ辛いですね。。目標体重は54kg(現在56kg/身長172cm)、体脂肪率5~6%程度(現在8%)
1日のカロリー収支を+1500kcal以内にしようとしているのですが、平日は結構大変です。というのも休日は午前中に走るので1500~3000kcalは消費するので、かなり食べても大幅に1500kcalを下回るのですが、平日は練習が1時間以内になることが多いので結構ぎりぎりではあります。練習しないと確実に超えてしまいますね。あまいものを以前より欲してしまう。。昨日は大ぶりな団子を3本ついつい食べてしまいました。たまにはね笑
でもそうなんです。減量するには食事+運動。特に平日の忙しい時間の合間をぬってトレーニングするのはサラリーマンには難しいところ。個人的に信号待ちのないローラーが最高に効率が良く、かつ圧倒的に安全。公道だと事故る可能性は常にあるし。
前々から気になっていたのですが、アメリカではPelotonというインドアサイクリングのトレーニングプログラムが流行っているらしい。まだ日本では本格的に展開はしていないように見受けられるのですが、日本でも上陸すれば流行ると思っています。
1.Ploton(ペロトン)とは
Peloton® | Workouts Streamed Live & On-Demand
自宅でいわゆるエアロバイク(専用品)を用いて、オンライントレーニングを受けながら自宅でトレーニングを受けられるサービスです。
エアロバイクには画面がついており、そこでインストラクターのレッスンを受講しながらトレーニングができるというもの。エアロバイク自体はそこそこ値段はるのですが($2,245,約23万円)、+月$39の利用料が必要。SaaS +Boxなどというサービスですね。市場価値も高まっていて、注目されているスタートアップらしいのですが、これから日本に来たら個人的には流行るのではと思って見ています。
2.日本で流行りそうな理由
「自宅」という圧倒的トレーニングへの物理的・心理的距離、時間効率
日本でもFeel Cycleなどの盛り上がるフィットネスが一時期盛り上がりました。私は行ったことありませんが、女友達などは結構通っていて誘われて一時期通おうかと思いました(立地合わない、高いなどの理由でやめた)。
でも結局身近で継続して通っている人がいないんですよね〜なんだかんだ通うのがだるい!これに尽きると思います。会社のすぐそばなどにあれば別ですが、相当面白かったり何か個人的になモチベーションがないと物理的に離れたジムへ行くのは億劫だと思います。(ちなみに私は会社に専用のジムありますが、全く行っていません笑 靴とかウエアとか準備だるいし)
そう、物理的に近くないと忙しい社会人にはやっていられないんです。また主婦なども同様と思います。子供がいればなおのこと。わざわざジムに行ってられるのは優雅な主婦くらいです(偏見)。
その点、自宅でトレーニングというのは圧倒的に時間効率が良いです。普通の人は1日で一回は必ず自宅にいるはずです笑 移動時間は実質ゼロになるので圧倒的に継続しやすい。思い立てば隙間の時間でトレーニングできます。
最近は24h営業の簡易ジムも結構流行っていて私の自宅近くにもあるのですが、仕事をおえて帰宅してから服やドリンクを準備して、再度外出するとなると正直だるくないですか?これを週に2~5日程度継続して1年とかできる人はかなり意思が強いか、圧倒的な暇人です笑 少なくとも僕には無理ですね。(でも脚力アップのため元競輪選手のジムには行きたい笑)
大半のジム通いの目的にマッチする
大半のジムに通う方の目的は運動不足解消・健康維持・ダイエットなどが主目的です。
筋トレをしてボディメイクをしたいという方(特に男性)にはエアロバイクはあまり魅力的ではないかもしれませんが、上位3つの目的を満たすにはエアロバイクは非常にフィットします。ランや筋トレに比べて関節や筋肉への負荷やダメージが低く、継続して、それこそ毎日でも実施できるのがバイクという種目です。実際私はほぼ毎日ロードバイク乗っています。
トライスロンのためランをしていた時は膝や足首に故障を慢性的に抱えていたのですが、バイクは圧倒的に関節への負荷が低いです。まあ体重がサドルやハンドルに乗るので当たり前ですが。その割に消費カロリーは大きい(負荷によりますが、男性で500~1000kcal/h)のでランにも他の種目にも遜色ないカロリー消費量であり、時間を継続して実施できるという意味ではランよりもはるかにダイエットに良いと個人的に思っています。ちなみに私は今週は土日のみで4000kcal程度消費しました(フルマラソン1.5回分程度)。それとは平日もほぼ毎日乗っていますが、大きな故障は今の所おきていないです。
正直一般の方のジム通いの目的にはエアロバイクで十分ではないでしょうか。筋トレも良いのですが、特に女性が筋トレをジムでガシガシやるのは気がひけるのではないでしょうか?健康維持や痩せるだけならエアロバイクでも良い気がしています。多少の筋トレは自重でもできますし。
また、バイクということで若い人から高齢者まで対象が広いということもあるかと思います。田舎じゃ80歳くらいでも自転車に乗るおばあちゃんは普通にいるくらいで、負荷を低くすればバイクはほぼ誰でも使えます。
社会進出が進み忙しくなっている女性から、増加し続ける高齢者まで対象の層は相当に広いはず。
トレーナーがいる/人と競える = モチベーションの維持
Pelotonの売りとしてトレーナーとのオンラインでのレッスンを受けるというのがあるようです。一人の先生に対して1000人など多数の生徒。これがかなり良いらしい。
正直ジムをやめる人の理由って大半がモチベーションによるものだと思うんです(勝手な偏見笑)。でもそれって懇意にしているトレーナーや練習仲間がいるとかなり解消されると思っています。どんなレベルであれ、根本的に人は他者と競うことでモチベーションが上がるものです。リアルタイムで出力やペダルのケイデンス数などが出るらしいので他者と比較されるし、先生からリアルタイムでのレッスンで発破をかけられます。これって自宅で練習しつつもモチベーションの維持という観点で非常に良いのでは?
私は自宅のローラー台でオンラインのZWIFTというアプリでトレーニングしていますが、単独でメニューをこなすよりも世界中の人とレースができる機能で走る方が圧倒的に自分を追い込めます。数字上の出力も高くでます。一人ならだらけても誰も見ていませんが、知らない人でも一緒にトレーニングしているとだらけないものです。上級者ほどレースばっかり出ているイメージです。自分の限界値を超えられるからでしょう。
盛り上げ方を熟知した美男美女のトレーナーが教えてくれるということであれば、正直モチベーションは上がりますね。これは世界・男女共通ではないでしょうか?笑
ちなみにバイク以外にヨガやトレッドミルなどもあるみたいですね。
また、音楽の配信も行っているようで、盛り上がる音楽を聴きながら走れるらしい。音楽があるとスポーツの楽しさは倍増するので良いですね。
3.終わりに
個人の戯言レベルでなんとなく流行りそうな理由を書いて見ましたが、23万円という初期費用の高さについてもローンなどで月額費用化することで解消できそうですし、結構来る気がするんですよね〜
結局、スポーツなんていかにモチベーションや環境を維持するかによるのだと思います。これはフィットネスからシリアスなアスリートまで、程度の差はあれど根本的に同じことだと思います。
日本人のインストラクターが増えて行って、現地サポートなども拡充して行けば流行ること間違いなしだと個人的に思います。日本の口うるさいユーザーに対応できれば結構な需要もありそう。