リーマン・ブラリーズ

都内外資系アラサーリーマンのおもいを綴る。ロードバイク・アウトドア・その他ビジネス関連などとりとめなく思ったことを呟く日記的なSomething。

モチベーションの行き場 〜自転車ロードレースとトライアスロン

 

ブログのほぼ80%以上は自転車、特にロードバイクに関連する内容を書いてきたこのブログですが、コロナの影響で毎年の目標だったツールドおきなわのロードレース部門の開催が見送られました。

まぁ沖縄の感染が拡大しているってニュースも流れていたので予想はしていましたが、完全にモチベーションが絶えてしまいました。。

とはいえ運動はストレス発散になるので、ローラーなども強度は上げずにちょっとずつは続けていました。

少し趣向を変えてランニングも始めてみたりして、ジョギング程度なら結構楽しい。走るのは好きじゃないんだけど、よい気晴らしに。

5年ほど前にオリンピックディスタンスのトライアスロンに何度か出ていたこともあり、これはトライアスロン転向のきっかけかなと思い始め、水泳も始めてしまいました。

自転車ロードレースとトライアスロンを簡単に比較して今後の方向を整理し直そうとメモがわりに書きます。マトリクスなどで整理したらわかりやすいですが、ブログでのやり方わからず単に項目別に記載。

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1.レースとしての面白さ、魅力

ロードレース

なんといってもトップをライバルたちと争うために駆け引きがあるのがロードレースです。

逃げに乗るべきか、脚を残して有力なのは誰か、登りで相手を削るべきかなど脚力が近いもの同士ほど戦略を考えながら走ります。

練習からもこういった駆け引きを考えながら乗るため、単にフィジカルを鍛えるだけでなく、高いゲーム性もあるのが魅力。そうするとフィジカルがあるだけでは勝てなかったり、決め手に欠く脚質だと勝ちにくい部分あったり、レースの展開で予想とは異なるなど、結果は水物になりやすい。

 

 

トライアスロン 

The自分との闘い、なのがトライアスロン 。自転車のドラフティングも基本的には禁止なので個人で淡々と走るしかありません。長い距離はレースに出たことありませんがアイアンマンなんかは後半ほんとうに自分との闘いになると思います。オリンピックディスタンスですらランの後半はキツかった、、

また、ロードレースは勝者や上位入賞に価値があり、完走は基本どうでもよい扱いですが、トライアスロンは完走者全員が勝利者という考え方がリスペクトあって好きですね。アイアンマンではプロの優勝者が、最後尾ゴールの人を待って迎えるというのはまさにこのリスペクトでしょう。

ゴールの達成感、それから努力が結果にダイレクトに反映されるというのがトライアスロンだと思います。

 

2.社会人としての継続性

どちらも結局週に少なくとも5時間以上は運動しないと行けないので時間的な制約は似たようなもの。トライアスロンの方が種目を分散できる意味で飽きにくいとは思う。結局自分次第か。

 

 

3.社会人としてのリスク

ロードレース

怪我の危険性がスポーツの中で圧倒的に高い。社会人スポーツの中でもトップクラスに大怪我の割合が高いと思う。周りのチームメイトなど骨折程度なら30%以上の人は経験しているイメージ。鎖骨を折って一人前という言葉も。自分は学生の時にロードバイクで土手から落ちて肘の脱臼をした。痛かったなぁ、、

ロードレースは高速で密集して走るので誰が吹っ飛んだら巻き添えくらうし、アスファルトに40km/h以上で叩きつけられたら骨くらい簡単にいってしまう。

骨を何度も折って仕事に影響をあたえたり、家族に心配かけて家族ストップかかることもケースとしては多い。

大怪我のリスクとしては社会人スポーツとして最大レベルと考えるべき。

 

トライアスロン 

ロードレースに比べれば密集して走らない、かつ平坦直線基調が多いので安全だと思われる。

トライアスリートの死因の一番の要因はバイク練習中の事故。次がレースのスイム。インドア中心の練習にすれば危険性はかなりなくなると思う。

というのはロードレースは集団で走るテクニックが必要なのに対して、トライアスロンはあまりテクニックは要求されないのでひたすらインドアでもそこまでマイナスにはならない。ライオネル・サンダースというアイアンマンの世界的な選手は全種目をほぼインドアのみで行うくらい。テクニックが不要ということはないけど優先度は下がる。

 

4.金銭的負担

ロードレース

機材はバイクに凝り始めるとキリがない。実業団やそれなりのロードレースになると完成車で50〜130万円くらいのバイクに大概おさまると思う。

あとは遠征費用。ロードレースは体への負担が少ないスポーツなので毎週出ることも可能。去年なんかは月一くらいでは出ていたのでエントリー費と交通費で1.5万円/回くらいは使っていたように思う。

 

トライアスロン 

どの長さを主戦場にするかで変わる。オリンピックディスタンスなら体への負担が少ないので頻繁に出られる。ロングはさすがに年に多くて数回程度だろう。

エントリー費用は総じて高い。オリンピックディスタンスでも1-3万円くらいのイメージ。

ロングなら4-10万円。それなりのお金に余力がある人たちになりますね。

バイクはポジション出ればそんなに重要ではないと思う。機材より圧倒的にフィジカルで決まるはず。とはいえ結局色々買ってしまうんだけど、、

 

 

 

色々と書き連ねたけど、同じ自転車を扱う競技だとしても内容、目的、趣向は完全に別競技。

人とコンマ単位の秒数でも争うのが好きならロードレース、自分といかに闘い目標の達成をしたいならトライアスロンといったイメージ。

社会人ならトライアスロンのほうが安全でお勧めではある。そしてアイアンマンには憧れてしまう。カッコいいよね。