リーマン・ブラリーズ

都内外資系アラサーリーマンのおもいを綴る。ロードバイク・アウトドア・その他ビジネス関連などとりとめなく思ったことを呟く日記的なSomething。

ロードレースでは結局のところ機材<脚力・判断力?

やいた片岡ロードレースを控えながら寝付けずにダラダラとこの記事を書いております。

 

いままでヒルクライムからエンデューロツールドおきなわ、JBCFのレースなどそこそこレースは出てきました。

 

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結論として、そこそこレベルのアマチュアでは大して機材でのリザルト差は出ない、というか脚力や状況判断、集団での走り方や位置取り、スプリントのセンスや経験などが圧倒的に重要と思う。

 

平坦でもクリテなど加減速の頻発するレースで集団後方にいたらVengeの空力も無意味なレベルで疲労が溜まるし、最悪千切れて終了。先頭付近で走れる位置取り力や脚力が必須。

 

登りのあるロードレースでは、PWRが一定以上ないとそもそもお話にならない。例えばJBCF宇都宮ロードレースでは先頭集団に最後まで残れる人は極少数だった。ほぼほぼ登りで集団から消え去り、スプリントは10人程度に絞られていた(自分も最後の登りでふるいにかけられてしまった泣。圧倒的に実力不足)

だらしない腹でGOKISOとかボラウルとか履いている人いるけど、もれなく遅いし弱い。

 

書いていたら当たり前すぎて意味ないことに気がついたが笑、別に実業団上位の選手が機材に特別お金をかけているようには見えないことが多い。コスパ考えてあえてアルミの人とかもいるし。

 

金が有り余っていて、機材も趣味として好きならば投資するのは全然良いことだと思うが、「勝利」を目的にコスパの良い投資をするならば、機材への投資はそこそこにとどめて、経験やトレーニングに投資をするべき。

 

機材として、コンポにデュラなんか要らなくて、アルテグラまであれば十分。フレームもハイエンドカーボンではなくて、CAAD12やエモンダなどのハイエンドアルミフレームやミドルグレードのカーボンで良いと思う。レースするなら落車で壊れる可能性のあるものだから、フレーム50万とか自分としてはとても怖くて買えない。

正直ホイールはボーラワンとかレーゼロなど良いのが欲しいけど笑

単純な機材の良し悪しよりも、自分に合う合わない、身体に合わせられるかの方が遥かに重要だと思う。引退したマトリックス土井選手が例えで言ってたけれど、サイズの合わない高級スーツよりもバシッとサイジングしてオーダーしたそこそこのスーツの方が圧倒的に良いということ。フィッティングが必ずしも有効な手段になるかは分からないが、一度お金を払ってやってみたいとは思う。

 

 

じゃ経験やトレーニングに投資をするって話になるが、これはお金だけの投資ではないはず。

 

チームに入って週末練習する、近くの知り合いと平日夜に集まり練習するなど自分のキャパを超える、破壊するような練習ができる環境を作ることが第一。

また集団走行もレースではまた状況が変わるので、色々なレースに出て経験を積むのも重要な勝ちへの投資。

 

とはいえ最近は自分のフィジカルの限界が見えてきているのか、何かいままでの延長線上ではないトレーニングが必要と感じるのも正直なところ。

 

結局は自分が理想として求めているものと、現状とのギャップを埋める手段を見つけるのが解決策になるんだけど、仮に実業団のロードレースで勝つことを目標とするならば、自分に欠けているのは以下の項目になる。

 

<フィジカル>

・5秒から1分程度の、スプリントや短時間の出力の最大値の低さ。それらを反復する強さ。

・ベースのFTPの弱さ。300wくらいは欲しい

 

<テクニック>

・集団で前目を抑えること。つい後ろに下がりがち

・スプリントの位置どりやタイミング

・スムーズなカーブ技術

 

上記のフィジカルの強化という意味だと、そもそも筋力と筋肉量が不足し過ぎているのが原因と思われる。見た目が明らかにクライマー体系であり、数字や他人の指摘からもどう見ても短時間の出力は弱い傾向。FTPにおけるPWRは4.7倍ほどでそこそこだが、いかんせん絶対値が低いのでレースで余裕がなくなりがちだ。

集団ゴールでは最大出力はもちろん、20秒程度高い出力を維持し続ける能力も必須。

また、アップダウンなどでの数十秒から数分程度の短時間の高出力は何発も出せるようにしておかないと最後まで集団残れず挑戦権を失う。

 

また、テクニックに関しては、練習以上の大集団での走行やスプリントなど、どうしても実際のレースで経験を積むしかない。カーブについては日頃から意識をして取り組むことになる。

 

今後、日頃のトレーニングとしてやれるのはフィジカルの強化になる。特に筋力トレーニングが必要になるのではないかというのが自分なりの結論。一応軽くダンベルでのスクワットやランジをしてはいるものの、全く追い込めていないので、例えば競輪などのトラック競技選手を指導しているジムへ通い、無理やり追い込んでもらえるようにするなど考えられる。ふつうのジムは結局個人では追い込めなかったり、行くのやめちゃうんだよなぁ

 

ちょっと元競輪選手がやっているようなパーソナルトレーニングのジムでも探してみます。そして寝ます。矢板片岡勝ちてぇな。。