リーマン・ブラリーズ

都内外資系アラサーリーマンのおもいを綴る。ロードバイク・アウトドア・その他ビジネス関連などとりとめなく思ったことを呟く日記的なSomething。

短期のプログラミングスクールに通う価値はある?TECH::CAMP1ヶ月コースへ29歳男が入ってみて。

こんにちは。

最近購入したZOZO HEATが暑すぎて結局着ていない僕です。

 

いきなりですがWeb業界ってなんか今時でいかしてますよね?

FacebookInstagram、LINE、TwitterSmartNewsなどスマホアプリやWebサービスなど毎日何かしら触ってますよね。

どちらかというと旧来型の大手SIerに就職して5年、やっぱりいまどきはWebなんじゃね?それじゃプログラミング学べばもしかしてなんかいい感じなんじゃね?ってひたすら浅い感覚をもったことで、TECH::CAMPに昨年参加をしてきました。

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tech-camp.in

 料金や期間など

HPをみるといまは料金体型が変わってしまっているのですが、当時1ヶ月渋谷のスクールに通う形式で10万円ほどだったと記憶しています。2ヶ月コースもありましたが、割高なのでもちろん1ヶ月コースに。

ついでに筆者の属性を。29歳男。新卒でSIer営業マン。まともなプログラミング経験はなし。あいすまんじゅうが好き。

参加の理由としてはプログラマーになる気はなく、Webサービスの仕組みを理解して現業SIerの仕事の理解に役立てるということ、転職先としてWeb業界(プログラマーではなくビジネス側で)ことも視野にしての受講です。

 

コースの流れ

簡単に体験から入会、コース修了までの流れを書いてみますとこんな感じ。

①体験で渋谷のスクールへ行き、コースを一部体験してみる。

(実際のテキストの初回の体験部分で簡単なコードの練習でした)

 

Macが必要なので準備をしていざ入会手続き。費用の払込など。

 

③コースは期間ごとにクラス分けされており、まずは1ヶ月一緒に学ぶ同期たちとの懇親会がありました。

結構参加している方々が面白く、大手商社への内定学生や営業企画などWebとは別職種の方、実際にプログラミングを仕事としている方(この方はVRコースでしたが)、化学系の研究者などバックグラウンドは本当に様々でした。

いろいろとどういった動機で参加することになったかをお茶をしながら話すことができて気持ちが高まりました。(入会後にいろいろ同期同士で不明点など教えあったりできるし、相談もできるのでつながりは大切です)

 

④実際にコース開始。基本的にWeb上にテキストが展開されており、それを見ながら小テストをこなしていくという形。言語・フレームワークRuby on Rails、データベースはSQLを学んでいきます。Rubyは確か食べログなどのWebアプリの言語に使われていている現時点で有用な言語だと思います。

基本的なコードがどんな動きをするかを学んでいき、実際にTwitterのようなつぶやきをするアプリケーションを実装したりします。

⑤最終的には自分で作成してみたいアプリの案を出してメンター(先生のように不明点の指導をしてくれる)に相談して、実装方法を相談します。基本を学んだくらいで思ったようなアプリを構築するのは無理という結論にいたりました。笑

 

コースに参加しての結論

最終的に参加してよかったか?ということですが、個人的には経験をして無駄ではなかった、加速度的に進化していくデジタル社会において間違いなく良い経験ができたと思っています。一般論ですが、アプリケーションがバックエンド含めどのように構築されて動いているかを肌感覚で理解できます。言語やアプリの仕組みの複雑度合いは様々ですが、基本は同様です。

SIer営業マンとしては、納品するシステムがどのように開発されているかの感覚を掴めたことで(レガシーな言語も多いですが、、)、工程ごとの作業イメージがつくので現場含めた状況の把握、理解に役立っている気がします。さすがに技術的な議論に参加できるレベルでは役立ちませんが。

個人的な意見としてはよくできたテキスト、コースだと感じており、中学校の教育にでも取り入れてもらいたいくらいです。Rubyは比較的わかりやすいですしね。

そういや中学高校ってまだHTMLとかCSSあたりをなぞるくらいのことしか教えてないのかな?(だとしたらこのデジタル社会に完全に乗り遅れて公教育として終わってるが、、車の時代がきたのに馬車にひたすらこだわる感じですね)

 

また参加者のタイプを大別して考えてみると

・将来プログラマーになるぞ!タイプ

 ⇨ほんとうに基礎の基礎を学ぶコースですので、このコースに参加してもプログラマーとしては実社会で役に立てないだろうというのが感想です(あたりまえか)。このコースをRubyなどの学習のとっかかりにして、プログラミングを学ぶための土台作りとして利用する分には良い環境だと思います。

 

・プログラミング面白そう!タイプ

 ⇨プログラミングの面白さ(それから大変さ!)は十分に感覚としてわかると思います。自分で書いたコードでWebアプリが実際に動くのは純粋に感動しますね。

簡単な挙動のアプリケーションを開発することさえ、思ったようなシステムを作るのはそんなに簡単ではないとも実感できます。

 

Ruby自体は無料のコースや書籍などで独学できますが、正直難しいです。環境構築でそもそも挫折することも多いです。(実際Windowsで最初Rubyを勉強しようと思いましたが、開発環境を構築できず終わりました笑)

都度メンターにわからない点を聞けるので、無駄に自分で調べる時間がかからず最短で基礎の勉強ができると思います。時間がありあまる学生であれば独学も良いのですが、社会人や時間がもったいないという人はこういったプログラミングスクールは最初の機会として有効というです。