ロードバイクで速く走るための投資対効果〜100万円以上お金をかけた私の結論〜
みなさん、将来のため貯金や投資はしてますか?僕はそのあたり抜かりがないので、ばっちりと最近の米国の株安に乗じて含み損を30万円出しています。泣けます。
そんなこともありつつ社畜として働けど暮らしは楽にならず。トランプの対中国の政策にも原因はありますが、個人的なひもじさの理由の1つは自転車、ロードバイクです。
最初に自転車買えば、あとはイベントとか消耗品だけやろ、なんてお金のかからない素晴らしい趣味なんだ、と思っていた青い時期が僕にもありましたw
ロードバイクはまさに沼です。まじめに練習し始めて2年ほどになりますが、未だに家計を圧迫している存在です。
最近もブラックフライデーにそそのかされて、MAAPのジャージを2着ぽちってしまいました…1着8000円て安いよね?めちゃ安いよね??よかった安心した。
いままでかけたお金はゆうに100万円を超えてます。細かく計算するまでもなく超えてます、ええもちろん。いや、細かく計算したくない…現実見たくないよぉ…
ディープリムのカーボンホイール、レーゼロ、パワーメーター、カーボンサドルにハンドル、ハイエンドのプロ供給のフレームセット、Raphaのウエアたち、ハイエンドのSidiのシューズに、チームSky使用のヘルメット…
ある程度ローディが行き着く物を購入した僕が、ロードバイクが速くなるのに効果のあった投資を振り返ってみます。3つをランキングにしてみましたので、速くなりたい方の参考になれば幸いです。
【第3位:グロータックFlex3】
第3位はローラー台です!
元々はジャイアントの固定ローラーを使っていて、静音性などよかったのですが、固定されているためか、いつも同じ大腿四頭筋の一部分が疲労しており、実走と疲れ方が違うのが気になっていました。
本当は3本ローラーが良いとは思っていたのですが、音や不安定さから気軽に毎日ローラできないなと思い、間をとってFlex3を買いました。
正直高いですよ?7万円くらいはしたと思います。でも大丈夫。これを買う頃にはロードの沼に落ちており、金銭感覚がもれなく崩壊しているので害はありません?ので…
これは本当に買ってよかった。音はかなり小さく、フォーク部分はかなり遊びがあるので不安定さがあり、実走に近いです。音は正直ジャイアントの固定ローラーよりも小さいかもしれません。さらに音を静めるための台座?も別売しているので、ここからさらに小さくできるのは大きなメリットです。
こいつを買ってからローラーが楽しくて乗る頻度がかなり増えました。Zwiftと合わせて週に3〜4日程度のってます。結果として以前よりも数値上のパワーが向上してると実感しています。グロータックの4本ローラーも気になるけど、もうこれがあれば他はいらないと思ってます。まじでおすすめ。しかも最近は自動負荷装置を後付けできるようになっており、スマートローラー的にも使えるようです。
もはやパワメ無しでは乗れない体になってしまいました。メンヘラ女性の彼氏への依存度より高いと思われます。
速度はもはや参考値になってしまい、基本的パワーを見て走ってます。
ペダリング モニターにしたのは、故障の際のサポートなど日本企業で定評があったから。いまのところ購入から1年経っても何の問題もなく稼働してます。
パイオニアはここのところ赤字続きで、アジアのファンドから債務返済ギリギリのところで融資を受けて耐えていたりと厳しい経営状況ですが、なんとか頑張ってもらいたいところ。
トレーニングの指標以外にもCTL,TSBといった疲労やトレーニングの積み重ね具合もTSSによって可視化することが出来ます。練習の重ね方も基本はTSSをベースにしているので、パワメないと自分がどんな調子なのかわからなくなりますね。必須の投資だと思います。
【第1位:練習仲間】
投資とはお金だけでなく、時間や行動も対象とすると、やっぱり1番は仲間とのトレーニング環境です。
はい、もはやお金は要らない世界ですね…100万円以上使った結論は、仲間で走る環境をつくることが1番速くなる近道ということになりました。いままで使ったお金は投資というより浪費か…ではないですが、結局ロードバイクはエンジンがほぼ全てですので速くなるようにトレーニングできればそれでいいわけです。
速い人に毎回千切られ悔しさを味わいながら段々強くなっていったと自分では思っています。そこそこ走れると思って最初に練習参加して、いきなりついていけずに心折れましたが、根気よく練習させてもらうことで確実に自脚が鍛えられました。チームのトレーニング参加前と後とでは完全に別人レベルです。
サイクリングロードの巡行は30km/hすら厳しかった僕ですが、いまは単独40km/h弱で走れています。おそらくですが、FTPが100w以上上がって体重は10kg弱落ちているので、平地も登りも以前に比べて格段に速くなりました。
強い仲間からは刺激を受け、若い子には負けられないと闘志を燃やす。(僕が負けているのはトウシでも投資の方ですがwww)
仕事や勉強などとも同じですが、ロードバイクも人と競い合うこと、これが大切です。
インターネットでも練習仲間を見つけられる時代なので、速くなりたい気持ちがあればまずは一緒に走ってみるのもいいかもしれません。
長くなりましたが、結論としてはまずローラーとパワーメーターで日々の練習環境を整え、仲間と走って強くなる、が僕の最終回答です。
機材は正直お金を払えばすぐにでもチューンナップできるのですが、肉体は即物的にお金で簡単にはアップグレードできません。
経済学の収穫逓減の法則ではないですが、レベルが上がるほどフィジカルの伸びは限界に近づくので、そこで機材に細かくこだわるのはわかります。強豪のホビーレーサーも機材へのこだわりは強いと思います。
ただ、PWRが4倍程度まではあんまり機材は関係ないのでは?と思います。(ただ、サイズやポジションなど体に合うかどうかは非常に重要です)
そして、結局人と走ることがロードバイク最大の楽しみだと思います。
1人で淡々と走るのもいいですが、ポタリングもトレーニングも仲間でやることで楽しさ倍増するのは間違いないです!
皆さんも仲間を見つけて楽しいロードバイク ライフを!
くれぐれも僕のように無駄に散在しまくる機材のロードバイク沼には落ちないようにしてくださいね笑